L’HISTOIRE -インクとともに歩んだ3世紀-

batiment_quai_de_jemmapes

1670年、ルイ14世が32歳であったころ、早くから封蝋や上質な紙製品を専門に取り扱う商社としてメゾン・エルバンは 設立されました。当時栄えていた東インド会社を通して、インドのポンディシェリやセーシェル諸島のマヘ島より公用文書で使われる封蝋の材料であるセラックを、また、インドや中国よりインクを輸入していました。
1798年、社運を賭けた新たな事業を展開します。蝋、紙、顔料色素の取引を継続しながらも、4 代目であるジャック・エルバンの発案により、独自のインクの生産を開始したのです。この決断がメゾンを繁栄へと導く重大な転機となりました。
その後も長年に渡る大航海を経て、高品質な製品のラインナップが確立されていきます。次々と生み出されるインクはどれも人々を驚かす革新的なものでした。第三共和制時代から学校で使用されたEncre violette(紫インク=ヴィオレパンセ)をはじめ、Perle des Encres(パールインク)やEncre des voyageurs(旅人のインク)など数々のインクが商標登録され、ロンドンやパリで開催された産業博覧会においては数々の賞を獲得しました。
3世紀以上も前に開業したメゾン・エルバン。その比類なき偉大な歴史を持つインク工房の追求するところは、今も昔と同じく“書き手の想いに形と色を与える”ということです。

L’ÉCRITURE -書くという行為-

_DSC0387_Resized

2000年以上前から、我々は《書く》という表現を用いて、その時代の社会や文化、または自分の想いを具現化してきました。いつの時代においても《書く》ことでそれらを形に残してきたのです。多くがデジタル化されたこの時代においてもインクとペンを用いて《書く》ということは、その行為以上の意味を持ち、我々はそこに喜びを見出します。
書くことによって《今この瞬間》に《形と色》を与え、自分だけに秘めておいた想いは解き放たれ、そして世界へと繋がっていくのです。
メゾン・エルバンから誕生した「ジャック・エルバン」はインク、ペン、紙製品、革小物の4 つのカテゴリーで構成されます。カリグラファー、イラストレーター、芸術家、旅人…、エクリチュールを愛するすべての人に向けた新しいコレクションです。

DONNER CORPS ET COULEURS À NOS PENSÉES -書き手の想いに形と色を与える-

ship
ジャック・エルバンの世界の本質はいくつかの言葉で表現できます。
“旅、冒険、発見、瞑想、想像、熟考、書く、伝える、見せる、自己を表現する”
ジャック・エルバンを使う人すべてが他者との繋がりを深め、自己表現をより豊かにすることを可能にします。
-書く行為を、その行為自体がエレガントであり、人との絆を深めることだと考え、美しい文房具を愛する見識のある人々。
-書く行為を、その行為自体がアートであり、芸術性の追求に情熱を傾け、その表現を愛してやまない人々。
ジャック・エルバンの独創性と価値はパリで生み出されます。ジャック・エルバンの独創性と価値はパリで生み出されます。パリのアトリエではインクなどの製品の最終工程が手作業で行われ、長い歴史の中で磨き上げられた卓越した技術と経験に基づいた細部にわたる厳しい品質基準のもと、すべての製品が出荷されています。